OBIS の生みの親であるジョン・フレデリック・グラッスル博士が日本国際賞を受賞

Last updated on 水, 2013-02-27 11:58. Originally submitted by ward.appeltans on 2013-02-15 09:00.

 ジョン・フレデリック・グラッスル博士が、その深海生物の生態と多様性の研究を通じた海洋環境保全への貢献により、非常に権威のある賞として知られる日本国際賞を受賞しました。グラッスル博士のもっとも特筆すべき研究上の発見は、化学合成生態系と、非常に類似した深海環境であっても実際には多くの異なる微細環境が存在し、各環境に独特な組み合わせの種が生息するという、パッチモザイク仮説の解明です。

 グラッスル博士は、海洋生物の多様性を明らかにするための共同研究として過去最大のものとなった海洋生物のセンサス(CoML: Census of Marine Life)の創設者の一人でもあります。

 グラッスル博士は研究上の発見を Ocean Biogeographic Inrofmation System (OBIS) を通じて公に利用可能にすることに対して心血を注ぎました。現在、 OBIS は国際連合教育科学文化機関・政府間海洋学委員会(IOC-UNESCO)の国際海洋データ・情報交換システム(IODE)によって運営されており、海洋保全政策の立案のために世界中で利用されています。

リンク: 公益財団法人 国際科学技術財団

OBIS is a project of:
IOC-UNESCO
IODE Sponsored by:
Martin International and Les Grands Explorateurs
With in-kind support from:
Marine Geospatial Ecology Lab, Duke University
Universidad Simón Bolívar Flanders Marine Institute

OBIS は海洋生物の多様性、分布、生息数の記録に取り組んでいます。 OBIS は Census of Marine Life(海洋生物センサス)のプロジェクトとして発足し、現在はユネスコの Intergovernmental Oceanographic Commission (IOC) のプログラム International Oceanographic Data and Information Exchange (IODE) に組み込まれています。